Works

板倉の宿、白栗(藍)

場所高山市国府町
施工期間2017年9月 〜 2018年3月
デザインワタナベ建築
施工ワタナベ建築、白栗不動産、山平建築
Websitewww.hakuguri.jp

飛騨市河合町から移築した、大正時代の板倉。

あたらしい土地で、宿として再び息吹をあげました。

板倉の雰囲気を残しつつも、内装は藍色の塗り壁を中心に、大胆な色使いを施しています。

全ての古材は、うづくり仕上げ。細かな部分にこそ、職人の業を感じられる空間です。

古時計のガラスがはめ込まれた、1階の建具を開けると、古材をタイル貼りしたキッチン。シャワールームとトイレも設置し、2人で滞在するには、十分な広さを確保しました。

2階へのアプローチには、シンボルとなる朽ちかけた栗の柱を立て、さまざまな樹種が混ざり合う階段を登ると、和でも洋でもないベッドルームが現れます。

採光には、もともとあった鉄格子を活かした窓と、重なる山々と美しい田園の景色を楽しめる、水平に取った窓を配置。自然光が差し込む、気持ちの良いベッドルームになりました。

必要なものは、そんなに多くはないことに気づかさせる、小さな空間。

これからは、世界中から訪れる旅人とともに、再びゆっくりと歴史を刻んでいくことでしょう。

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